Aeris Cementエディション

セメント製品の最適化

Aeris Cementエディションでは、セメントおよびその中間層の鉱物組成を直接調査します。 この鉱物組成情報により物性を判断することができるため、たとえば代替燃料を使用する際に炉をうまく制御することができます。 さらに(混合)セメントの品質保証が容易になります。 Aeris Cementエディションは簡単に使用でき、自動化が可能な卓上型X線回折装置であり、どんなセメント工場でもご使用いただけます。

より環境にやさしく、効率的に生成  
セメントの強度、凝結特性、水和特性、耐薬品性はセメントの鉱物組成と直接結びついています。 X線回折は、セメント内のこれらの鉱物を直接探査する方法であり、すでに生産段階に入っている最終製品の物性をより正確に予測し、より効率的で環境にやさしい生産工程を構築しやすくします。

Aeris Cementエディションは、原材料、クリンカー、および(混合)セメントから最終製品までのあらゆるセメント生産工程段階で、お客様の伴侶となります。

関連ブログ:グリーンセメントを実現するためのXRDの重要な役割

カタログダウンロード
見積依頼 デモ依頼 お問い合わせ

機能

自動化へのシームレスな統合

 
  • 試料の大量処理のための自動化が可能な唯一の卓上型回折装置
    Aerisは、試料の高速自動処理のためにベルトまたはロボットで接続することができます。 
  • 技術の結合で威力
    AerisとZetiumのツインソリューションでは、基本組成情報(Zetiumで判別)を位相識別(Aerisによる)に追加することにより、物質の完全特性評価を実現します。 
  • ニーズに合わせた業界標準試料ホルダー
        • 51.5 mm試料ホルダー
        • 40 mm試料ホルダーのコレクション
自動化へのシームレスな統合

迅速な分析、最大可用時間

迅速な分析によりフィードバックループが短く抑えられるため、素早く介入して工程を最適化できます。 クリンカーまたはセメントの標準分析時間はたった5分です。 

分析装置の可用時間は、信頼性の高い工程制御のかなめです。 Aerisは、当初から最大可用時間を実現するように設計されています。

迅速な分析、最大可用時間

頑丈で堅固

  • 堅牢設計
  • 装置内部に埃が入りこまないように最大限保護するための外部試料充填機能を備えた唯一の卓上型XRD装置です。
  • 最小限のインフラ要件
  • 冷却水不要、冷却装置不要、圧縮空気不要 - 必要なのは単相粉末ソケットだけです。
  • 業界対応
  • LIMSインターフェースプロトコルから様々な工業規格の試料ホルダーまで、あらゆる共通工業規格に対応しています。
頑丈で堅固

タッチが簡単

極めて直感的なX線回折装置 

組み込みタッチスクリーンにより、ほんの数回タッチするだけで結果が得られます:
1. 試料を置く
2. 測定プログラムを選択
3. 結果の表示

タッチが簡単

Aeris Cement と 1Der による X 線回折

アクセサリ

検出器

1Der

Ultimate versatility and data clarity in 1D detection.
1Der

PIXcel1D

Cu、Co、Fe、Mn、およびCr照射を使用した0D、1D測定。

PIXcel1D

ソフトウェア

HighScore

位相同定などあらゆるパターンのアプローチが可能です。
HighScore

HighScore Plus

結晶構造分析などを行うために理想的なツールです。

HighScore Plus

X線管球

X線管球

Malvern Panalyticalは様々なX線管球を提供します。
X線管球

サポート

設備

投資利益率を最大限にするソリューション

お客様の装置が最高の状態を保ち、最高レベルで機能するために、Malvern Panalyticalではさまざまなサービスを提供しています。 当社の専門知識とサポートサービスは、装置が最適に機能するよう保証します。

サポート

寿命終了までのサービス

  • 電話とリモートサポート
  • 予防メンテナンスと点検
  • 柔軟なカスタマーケア契約
  • パフォーマンス認定書
  • ハードウェアおよびソフトウェアアップグレード
  • ローカルおよびグローバルサポート

専門知識

工程に価値を付加する

  • サンプル調製の開発/最適化
  • 分析方法論 
  • XRD用ターンキーソリューション 
  • IQ/OQ/PQによるオペレーション、品質保証(GLP、ISO17025)、またはラウンドロビン/研究所間の連携
  • コンサルティングサービス

トレーニングと教育

  • オンサイトまたは当社の研修センターでのトレーニング
  • 製品、アプリケーションおよびソフトウェに関する広範な基本コースおよび上級コース