機能
あらゆるテクスチャ計算
Textureは、WIMV方を使用してODFを計算します。立法晶系、六方晶系、三方晶系、または斜方晶系、正方晶系、または単斜晶系の単斜晶対称性を持つ多結晶材料から取得した極点図測定を入力として使用できます。極点図測定の計算で使用されるサンプルの対称性は、斜方晶系または三斜晶系です。ODF計算の前に、極点図をバックグラウンド強度とデフォーカシング収差に対して補正することができます。ODFの結果から、極点図と逆極点図を再構成できます。
グラフィカルな表現
特殊なグラフィックウィンドウやビューは、極点図、補正曲線、およびUDFなどのテクスチャ関連データを観察および分析するために使用されます。
極点図は、次の4つの異なるグラフィック形式で表示できます。WulffまたはSchmidt投影での1D、2D、2.5D (円筒形)および3D (球状)ビュー。
ODFは、BungeまたはRoeの表記に従った軸により、2Dまたは3D (等位面)形式で表示できます。
背景およびデフォーカシングの補正カーブは、傾斜角度に応じて1Dで表示されます。
データ処理
Textureは、Malvern PanalyticalのXRDMLデータフォーマットをサポートしています。計算されたデータは、rw1およびcor形式にエクスポートできます。また、クリップボードにコピーしてMicrosoft Excelなどの他のソフトウェアパッケージに転送するためにコピーすることもできます。
仕様
測定システム
次のシステムを使用して、テクスチャデータを収集し保存できます。
- Empyrean (Data Collector 4.0以降を搭載)
- X’Pert PRO (X'Pert Data Collector 1.3または2.0以降を搭載)
- X’Pert3 (Data Collector 4.3以降搭載)
推奨システム構成
Windows 8.1 (64ビット)およびWindows 10 (64ビット) Current Branch for Businessオペレーティングシステム用に設計されており、これらのシステムで実行できます。
PC構成は、該当するWindowsオペレーティングシステムの(最小)ハードウェア要件を満たす必要があります。
現在のバージョン | 1.3 |
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