オンラインセミナー「微量の原薬粉体(API)を粒子形態と構造で理解する」を開催します

テーマ

「微量の原薬粉体(API)を粒子形態と構造で理解する」
~高活性薬剤にも対応するサンプルの粒子径&構造測定~

セミナー概要

医薬品における原薬(API)の物理化学的な特性(物性)は、製剤の性能を制御する重要な因子になることが知られています。特に、APIで注目を集める物性と言えば、なんと言っても、溶出(溶解)性能でしょう。

例えば、同じ化学物質であっても、表面積(∝粒子形態)が異なると溶解挙動に影響を及ぼすという現象は、Noyes-Whitneyモデルとして知られています。また、化学分子構造が同じであっても、分子の結晶構造(配列形態)によって、その溶解性や安定性が異なることがあります。従って、これらの物性を統合・多角的に理解することは、実際の製剤化に向けて非常に意義深いものです。

また、近年のAPIはBCS分類でクラス2(難溶性・高透過性)のものが比較的多いと言われており、溶解性の改善を目的とする分析技術はさらに需要を増すものと考えています。

しかし、一般的に開発中のAPIは、高価であると同時に薬理的に未知なものや高活性なものが多いため、多角的評価の実施にはコストやハンドリングにおける課題があります。

本講演では、弊社の技術により、溶解性の改善を目的とする分析技術等に対応するためのいくつかのユニークな話題について紹介します。

セミナー詳細

日時:10月26日(水)14:00-14:45(セミナー30分+質疑15分)

方法:ウェブセミナー

セミナー登録方法

セミナー参加希望の方は、以下のボタンよりお申込みください。
※同業者様のお申し込みはご遠慮ください。

講演者

笹倉大督  プロダクト・スペシャリスト Ph. D

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※ニューヨーク時間と表記されることがありますが、東京時間での開催となりますのでご安心ください。