正直なところ、私たちも正解を持ち合わせておりません。
ただ一つ言えることは、「一つの技術で判断するのではなく、複数の技術で相補的に評価する必要がある」ということです。そのためには、「自分が評価したい物性」を「どのような技術」で測定できるか、を理解することが重要です。それに加え、サンプルの数、容量、リソースなども技術選択の検討項目に含まれます。
この資料では、バイオ医薬品開発の各ステージにおける評価すべき項目と、それらの評価が可能なマルバーン・パナリティカルの測定技術をご案内しています。弊社装置の特徴として、ラベル化や固定化など、特別な修飾が不要で、より自然な状態で測定できるメリットがございます。各技術で取得される代表的なデータを提示し、よりイメージしやすいように心がけました。 皆様のご研究の用途に合わせてご活用ください。
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コンテンツ | ページ | |||
マルバーン・パナリティカルについて | 2 | |||
コンテンツ | 3 | |||
バイオ医薬品開発時の評価項目一覧 | 4・5 | |||
バイオ医薬品開発時の評価事例 | 6~21 | |||
| 評価技術 | 評価方法と項目 | 事例 | ページ |
候補選択 | ①DLS | 粒子径分布(分子サイズ分布)による粒子径決定と、会合、凝集体の評価 | グロビンのサイズ測定 | 6 |
②SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた正確な分子量と構造情報の評価 | Caイオンの有無によるRDタンパク質の構造変化解析 | 6 | |
③SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた粒子径決定と会合、凝集体の評価 | 抗体の純度評価 | 7 | |
④DSC | 熱安定性比較によるコンストラクト選択 | Fabに変異を導入した抗体11種類の熱安定性比較 | 7 | |
⑤ITC | 結合活性によるコンストラクト選択 | ヒストンシャペロンと異なる3つのヒストンペプチドの相互作用 | 7 | |
処方検討 | ①DLS | 拡散係数を用いた分散安定性の評価 | 抗体の濃度依存性からみる異なる処方条件での核酸係数比較 | 8 |
②SLS | 第2ビリアル定数を用いた分散安定性の評価 | 抗体の濃度依存性からみる異なる処方条件で第2ビリアル定数比較 | 8 | |
③ELS | 電気泳動光散乱法用いた分散安定性の評価 | 異なる処方条件での抗体のゼータ電位比較 | 9 | |
④DLS | TmおよびTaggを指標とした熱安定性評価 | 10の異なる処方条件でのリコンブミンの熱安定性比較 | 9 | |
⑤DSC | TmおよびT1/2を指標とした熱安定性評価 | 12の異なる処方条件での抗体の熱安定性比較 | 9 | |
⑥DLS | 粒子径分布変化による熱安定性評価 | ConAに異なる4つの糖を添加した加速試験のサイズ変化比較 | 10 | |
⑦SEC-LS | サイズ変化を指標とした安定性評価 | 加速試験による抗体の会合、凝集、および断片化の確認 | 10 | |
⑧NTA | 散乱光によるタンパク質凝集体の定量化 | タンパク質凝集体(SVP)の視覚的な評価 | 11 | |
⑨NTA | 散乱光による異なる処方条件によるSVPの定量評価 | 異なる4つの抗酸化剤を添加したインスリンのSVP検出 | 11 | |
製造工程 | ①DLS/SLS | 平均粒子径およびPdIによるサイズ変化の評価 | 製造工程前後の抗体のサイズ変化比較 | 12 |
②DLS | 平均粒子径を用いた製剤の最適化 | 薬物を取り込ませたマイクロエマルションのサイズ変化の経時的観察 | 12 | |
③NTA | 散乱光を用いた高濃度化によるSVP濃度定量 | BSAの高濃度化によるSVP検出 | 13 | |
品質管理 | ①SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた多角的なサイズ評価 | β-アミラーゼの絶対分子量と固有粘度評価 | 14 |
②DSC | TmおよびT1/2を指標とした不安定化予測 | 強制酸化による抗体の熱安定性への影響 | 14 | |
③DSC | エンタルピー変化を指標とした結合活性確認 | gp120の熱安定性とCD4との結合活性の相関 | 15 | |
④DSC | ピーク形状の類似性を指標とした同等性評価 | 抗体のロットの違いにおける同等性評価 | 15 | |
⑤ITC | アフィニティと結合比を指標とした同等性評価 | バッチの異なるタンパク質の結合活性評価 | 15 | |
⑥DLS | 粒子径とPdIを指標としたサイズと粒子径分布評価 | 異なる保存条件での抗体のコロイド安定性比較 | 16 | |
⑦NTA | 散乱光によるSVPの経時的評価 | 過酷条件にさらした抗体の経時的なSVP観察 | 16 | |
バイオ シミラー | ①SEC-LS | SEC-LSによる同等性評価 | ベバシズマブとの粒子径と凝集体の比較事例 | 18 |
②DSC | SEC-LSによる同等性評価 | レミケードとの高次構造安定性の比較 | 18 | |
③NTA | NTAによる同等性評価 | イノベーターとのSVP比較 | 19 | |
④DLS/SLS/ELS/ DSC/NTA | 多角的な安定性評価 | 治療用抗体のイノベーターとバイオシミラーの多角的な比較 | 19 | |
製品紹介 | 20~22 | |||
その他のコンテンツ P.11. 評価装置の測定範囲と対象サンプル
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バイオ医薬品開発時の評価項目一覧 | 4・5 | |||
バイオ医薬品開発時の評価事例 | 6~21 | |||
| 評価技術 | 評価方法と項目 | 事例 | ページ |
候補選択 | ①DLS | 粒子径分布(分子サイズ分布)による粒子径決定と、会合、凝集体の評価 | グロビンのサイズ測定 | 6 |
②SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた正確な分子量と構造情報の評価 | Caイオンの有無によるRDタンパク質の構造変化解析 | 6 | |
③SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた粒子径決定と会合、凝集体の評価 | 抗体の純度評価 | 7 | |
④DSC | 熱安定性比較によるコンストラクト選択 | Fabに変異を導入した抗体11種類の熱安定性比較 | 7 | |
⑤ITC | 結合活性によるコンストラクト選択 | ヒストンシャペロンと異なる3つのヒストンペプチドの相互作用 | 7 | |
処方検討 | ①DLS | 拡散係数を用いた分散安定性の評価 | 抗体の濃度依存性からみる異なる処方条件での核酸係数比較 | 8 |
②SLS | 第2ビリアル定数を用いた分散安定性の評価 | 抗体の濃度依存性からみる異なる処方条件で第2ビリアル定数比較 | 8 | |
③ELS | 電気泳動光散乱法用いた分散安定性の評価 | 異なる処方条件での抗体のゼータ電位比較 | 9 | |
④DLS | TmおよびTaggを指標とした熱安定性評価 | 10の異なる処方条件でのリコンブミンの熱安定性比較 | 9 | |
⑤DSC | TmおよびT1/2を指標とした熱安定性評価 | 12の異なる処方条件での抗体の熱安定性比較 | 9 | |
⑥DLS | 粒子径分布変化による熱安定性評価 | ConAに異なる4つの糖を添加した加速試験のサイズ変化比較 | 10 | |
⑦SEC-LS | サイズ変化を指標とした安定性評価 | 加速試験による抗体の会合、凝集、および断片化の確認 | 10 | |
⑧NTA | 散乱光によるタンパク質凝集体の定量化 | タンパク質凝集体(SVP)の視覚的な評価 | 11 | |
⑨NTA | 散乱光による異なる処方条件によるSVPの定量評価 | 異なる4つの抗酸化剤を添加したインスリンのSVP検出 | 11 | |
製造工程 | ①DLS/SLS | 平均粒子径およびPdIによるサイズ変化の評価 | 製造工程前後の抗体のサイズ変化比較 | 12 |
②DLS | 平均粒子径を用いた製剤の最適化 | 薬物を取り込ませたマイクロエマルションのサイズ変化の経時的観察 | 12 | |
③NTA | 散乱光を用いた高濃度化によるSVP濃度定量 | BSAの高濃度化によるSVP検出 | 13 | |
品質管理 | ①SEC-LS・Vis | 複数の検出器を用いた多角的なサイズ評価 | β-アミラーゼの絶対分子量と固有粘度評価 | 14 |
②DSC | TmおよびT1/2を指標とした不安定化予測 | 強制酸化による抗体の熱安定性への影響 | 14 | |
③DSC | エンタルピー変化を指標とした結合活性確認 | gp120の熱安定性とCD4との結合活性の相関 | 15 | |
④DSC | ピーク形状の類似性を指標とした同等性評価 | 抗体のロットの違いにおける同等性評価 | 15 | |
⑤ITC | アフィニティと結合比を指標とした同等性評価 | バッチの異なるタンパク質の結合活性評価 | 15 | |
⑥DLS | 粒子径とPdIを指標としたサイズと粒子径分布評価 | 異なる保存条件での抗体のコロイド安定性比較 | 16 | |
⑦NTA | 散乱光によるSVPの経時的評価 | 過酷条件にさらした抗体の経時的なSVP観察 | 16 | |
バイオ シミラー | ①SEC-LS | SEC-LSによる同等性評価 | ベバシズマブとの粒子径と凝集体の比較事例 | 18 |
②DSC | SEC-LSによる同等性評価 | レミケードとの高次構造安定性の比較 | 18 | |
③NTA | NTAによる同等性評価 | イノベーターとのSVP比較 | 19 | |
④DLS/SLS/ELS/ DSC/NTA | 多角的な安定性評価 | 治療用抗体のイノベーターとバイオシミラーの多角的な比較 | 19 | |
製品紹介 | 20~22 | |||
その他のコンテンツ P.11. 評価装置の測定範囲と対象サンプル
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