X線プラットフォームを使用したXRDによる結晶相定性分析、断層撮影法による密度および微細構造の分析結果を組み合わせることで、メゾスコピックからナノスコピックに至る特性を物質特性と相関させて、コンクリートの耐久性を推測することができます。
ラボラトリX線分析装置を使用し、各種のX線分析法を組み合わせてコンクリート片を分析することで、密度、鉱物形成、鉱物分布、微細構造の3次元分析結果を得ました。この分析では、2種類のコンクリートを使用しました。一つは規格砂とセメントで構成されていて、もう一つは砂の一部をガラス粉末で置き換えたもので構成されています。